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冬枯れでサバクになってる3−1の畑に花を!――やる気十分少女・エミリが言った。「チューリップを咲かせて新入生や卒業生への贈り物にしたい」目がきらきら輝いていた。畑を耕し、百個の球根を植えた。チューリップは本当に芽をだすのだろうか。「信じて待つ!」畑係のぼくは、ジュン先生の口ぐせを心の中でくりかえした――。
新1年生と6年生のためにチューリップの球根を植える。
自分たちのためではなく、他の誰かのためにっていうところがすごくいいな〜と思いました。
春は別れと出会いの季節です。
そこに花があったらどんなに素敵でしょうか。
そして、それを植えた子供達気持ちも素敵ですね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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