一人っ子のぼくと飼い犬ケンとの二人だけの秘密の物語。
●ケンとぼくは、一日に十回はけんかします。 ●ケンの最大の武器は、死にまねです。 ●ケンは人間の言葉もしゃべります。 でも、ぼくと二人きりのときだけなんだ!
ぼくの家の飼い犬フレンチブルドッグのケンは、ぼくより年上だからいつもお兄ちゃんぶっていばってる。 ある日、ママに頼まれて二人きりで留守番をすることになったけど、知らない宅配便のお兄さんは来るし、 ケンはお酒を飲んで酔っ払ってしまうし…もう大変。しかも突然の雨で近くに雷が落ちてケンが気絶しちゃった!! 「ケン、死んじゃだめだよ!」
ケンは犬だけどぼくのお兄ちゃんです。
ぼくと二人きりの時にしかしゃべりません。
読み聞かせ終わった後、息子が「へえー変な話」と言いましたが、
気に入ったらしくその後も一人で読んでいました。
犬も大切な家族ですし、お留守番している時に、犬がいたら、
一人ではなく安心もできそうな。
ただ、ケンはかわいいという感じの犬ではなくてどちらかというととてこ個性的です。
翻弄されながらもこんな犬のいる生活は楽しいかもしれないと思いました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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