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「カムイ・ユーカラ」シリーズ 第2弾登場!!
アイヌの先人からいい伝えられたアイヌの神々(カムイ)の物語を、素朴なことばと美しい版画で描かれた絵本です。
白狐の神が、川で美味そうなマスを捕まえたテンに、はこぶのをてつだうから、自分にも分けてほしいと頼むが断られてしまう。そこで、何日も何日も、およぶマスをめぐる激しい争いが巻き起こるが・・・。
※「カムイユーカラ」シリーズは全5巻です。
四宅ヤエさんの語りを、アイヌ昔話を藤村和久さんが文章にした≪神々の物語≫シリーズです。
この神さまの話になると、もうすごく人間臭くて、神という名のもとに欲望があからさまで、びっくりしました。
でも、きつねって、なんか好きなんです〜ぅ。
この表紙の白ぎつね後ろ姿ときたら、たまりません!!
で、「キタキツネ(ケマコシネカムイ)」も、アイヌの人にとっては身近な神さまだったようです。
このお話のテンは悪くないのに、とんだとばっちりで、可愛そうに思えました。
神さまの失敗談の昔話なんて、そうそうないので、ストーリー展開は結構面白かったです。
読み聞かせに使うなら小学校高学年以上のお子さんにお薦めです。
面白かったです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)
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