ぼくは回転寿司が大好き。おじいちゃんは、町の小さな寿司屋さんが大好きなんだけど、ぼくは苦手。たしかに寿司はおいしいんだけど…。
回転寿司は子どもたちには人気があります。町の寿司屋さんにはめったに行くことはないけれど、本物の寿司の食文化に触れることは大切です。この本がお寿司に興味をもつきっかけになってくれたらと思います。
図書館から借りてきました。
私が先に読もうと思ったら、小学2年の息子に見つかり「僕が先に読む〜」と取られました(苦笑)
主人公のやすしはお寿司が大好き。
特に回転寿司(ハッピー寿司)が大好き。
でも、おじいちゃんは回転寿司なんて…と家族みんなの外食についてきてくれません。
おじいちゃんは商店街にある、昔ながらのお寿司屋さんが好きです。一度、やすしも弟と一緒に連れて行って貰いましたが、カウンター席や苦手なネタに緊張してしまい、やっぱり回転寿司の方がいいなと思っていました。
そんなある日。おじいちゃんが階段から落ちて怪我をし、入院することになります。
おじいちゃんが大好きなお寿司屋さんは、やすしのクラスメイトの女の子(しおりちゃん)の家です。
やすしはしおりちゃんのお店で、おじいちゃんの好きな太巻き寿司を作って貰います。
太巻き寿司はあまり好きではなかったやすしですが、しおりちゃんに作り方を教えて貰い作ってみると、考え方が変わってきました。
昔ながらのお寿司屋さんも、回転寿司も「お寿司が好きな気持ちは同じ」なんですよね。
息子は夢中になって読んでいました。
読み終わって「あぁ、楽しかった」と満足そうでした。
でもね。
「回転寿司に行きたいな〜」とも言っていました(笑)
中学年くらいからのようですが、低学年でも内容がわかりやすいので楽しめると思います。
お寿司が大好きな方に是非! (オーレリーさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子1歳)
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