
子ども向けの日本神話シリーズ5巻です。
タイトルが気になってこの巻だけを探してきたので、シリーズ全体がどんな作りになっているかはよく知りません。
低学年のお子さんでも気軽に読める大きな字で行間も広くお話自体コンパクトにまとまってかなり端折って作られているような気がしました。
導入されているイラストはほとんど各ページにあり、見開いてみると字よりも絵のスペースの方が広いが目につきました。
実は私、若い頃「スクナヒコ」が妙に好きで、いろいろな文献を結構読みあさったんです。
小さい小さい神様であるスクナヒコは、なかなか面白いキャラクターで、神話時代の日本には欠かせない存在です。もし、この児童書を読んで、興味を持った子どもたちがいたら、
もう少し踏み込んだいろんな神話や日本の神様の話を調べてみては?
日本の神様って、全然神さまぽくなくって、調べてみるとキャラが濃い方が多くて面白いですよ。
たとえるならギリシア神話のオリンポスの神様たちに似てるかも!
ヨーロッパの神様と日本じゃ地球の反対側なのに、不思議ですよね?
こんな神話の不思議などにも興味を持つお子さんが増えてくれるといいな〜。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)
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