下は1年生から上は5年生までの子どもたちのお話会に呼ばれた折に、この紙芝居を持って行きました。
色々悩んだのですが、日本の昔話で、年齢に関係なく誰にでも親しみやすく、楽しめるものがいいかな〜と、思って、いくつか選んでいた中で、これに決めました。
「紙芝居」というのは、本格的な紙芝居屋さんがおられるように、普通の絵本の読み語りと比べると、「芝居」をする様に読むのが、本格派らしいです。
池田仙三郎さんのハッキリとした絵柄は、悪くないのですが、可愛らしすぎて、長崎さんのおどろおどろしい文章にややミスマッチかな?と、思うところもありましたが、紙芝居をやっているときの子どもたちは楽しそうに聞いてくれました。
同一の話を落語絵本として、川端誠さんの「たのきゅう」がありますが、
今回呼ばれたお話の場で、この話を知っている子はいなかったようで、ラストの顛末にびっくりしていました。
日本の昔話は時代や聞き手の年齢に関係なく、何度聞いても楽しいものが多いので、年齢幅がある時なんかは本当に助かります。
機会があったらぜひ読んでみてください。川端さんの絵本とはまた違った味わいがありました。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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