
「対面(ついめん)抱っこ」の姿勢を身体にきざむことにより、免疫力を高め、病気や障害を克服する手助けにもなると説く著者。 本書では、健康で賢い子どもに育てる対面(ついめん)抱っこの威力とその実践法をあますところなく紹介。 お母さんと赤ちゃんとが一体となり、ともにあらたな成長の一歩を踏み出していくための魔法の育児法がここにある!

この本を読むまでは、「対面(ついめん)だっこ」という呼び方があることさえ知らなかったのですが、娘が生まれたときからずっと無意識に実践してきた対面だっこ。
日本では、どちらかと言うと、おんぶのほうが未だに主流かな?と
思うのですが(家事もしやすいですし、動きやすいですもんね)、
アメリカで気に入ったおんぶ紐が見つからなかったこともあり
(登山に出かけるような頑丈なものばかりで・・・)
出かけるときにも、家の中にいるときにも、ずっと抱っこ紐で通しました。
もちろん素手でだっこをするときにも、寝かしつけるときにも、ずっと対面だっこでした。
この本を読んで、そんな恩恵もあったのかあ、と初めて知る事実に
驚きもたくさんありました。今までは、娘が2歳になる頃まで1度も
風邪さえ引かずに済んだのは、母乳のお陰だったのかな?と思っていましたが、対面だっこにも同じように免疫力を高める効果があると知って、本当にびっくりしました。
今日、娘の学校で行われた「命の授業」の1番最後に、お母さんの
おなかの中にいた頃にタイムトリップしよう、という試みが行われ、
それぞれの子どもと向き合い、座って対面だっこを実践したのですが、
(もう立ってだっこをするには、ぶらーんと下がった足が下まで着き
そうで、首と腰だけではとても支えられません!)
娘は、「眠くなっちゃったぁ」と言って、本当に安心しきって、
赤ちゃんの頃のような寝顔でそのまま眠ってしまいそうでした。
大きくなっても、ずっとずっと体で、心で、覚えている対面だっこ。
赤ちゃんのときに、いっぱいしてあげて、本当によかったな、と
幸せな気持ちになりました。 (ガーリャさん 40代・ママ 女の子6歳)
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