くまのアルシバルドが、あさ、目をさましてみると、ぽかんと白い雲が空に浮かんでいました。その雲をみているうちに、なんだかとてもしんぱいになってきたのです。 その雲から逃げて、逃げて…。不安な心をしずめるために、大好きなジャムをたべてもしんぱいは、おおきくなるばかり…。
絵は可愛い。ものすごく個性的で、引き付けられるものがあります。
朝目をさますと、クマの頭の上に小さな雲が出来て、走っても、頭を下にしてみても、怒っても、うなっても雲はクマの頭の上にずっとあります。
やけになって、クマは好きなものを食べまくります。でも、雲は頭の上。
もう、いやだ。泣き出すと、雲泣き出しました。(それって、雨?)
しばらくすると、雲がいなくなりました。
ホッとするクマのお話。
発想は面白いんだけど、転回がちょっと無理矢理すぎる気も〜。題名がちょっと不釣り合いな気がしました。原語は違う意味なのかな? (てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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