上橋菜穂子渾身の長編ファンタジー
王国の陰謀に果敢に立ち向かう少女・エリン。獣を操る技を身につけた彼女が選んだ未来とは? 「王獣は、けっして人に馴れることはない。甘い幻想を抱いて近づきすぎれば、爪で引き裂かれて死ぬことになる」師匠にそう言われても、エリンは、王獣を恐怖で支配することを拒む。――はたして人と獣がともに生きる道はあるのか?――
この王獣編までアニメでやっていました。
なので読みながら頭の中で映像つきで
おまけに曲まで流れている状態でした。
エリンと王獣との心のふれあいや
それを取り巻く人々や時代の流れ、
どれをとっても裏切りのない1冊でした。
続編も楽しみです。 (リーパンダさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子7歳)
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