内容:子コアラは他の動物たちの特長を見て悲しくなりました。自分には自慢できることがないのです。そんな子コアラにママは……。 解説:子どものコアラのコーシャは、だっこが大好きな女の子です。ある日、留守番をしていたコーシャは、不思議な音に誘われて冒険をはじめます。行く先々で出会うのは、空が飛べるオウムだったり、木にぶらさがることができるフクロネズミだったり……。コーシャはそんな動物の真似をして、空を飛ぼうとしたり、水の中で泳ごうとしたりします。 そこで動物はみんな自分なりの特長をもっていることを知りました。家に帰ったコーシャは、お母さんに動物たちのことを話します。そのうちにコアラには誇れるものが何もないことに気付きました。悲しそうに話すコーシャに、お母さんがやさしく教えてくれました。「コアラは、世界中で一番だっこが上手なのよ」。 個性的な動物たちの特長を子どもたちに分かりやすく紹介しながら、お母さんの子どもを思う気持ちも伝わる心あたたまる絵本です。 オランダで子どもたちに愛され、シリーズ化されているかわいい翻訳絵本です。
だっこが大好きなコアラの女の子、コーシャ。娘もだっこが大好き。
ひとりでお留守番をしているときに、いろいろな動物さんのマネをしてみるのが楽しいです。
コアラが泳いだり、カエルとびをやってみるところがすごい!と思いました。
最初は「わたしにもできる!」と言っていたのに、失敗が続き、最後には「できない」と落ち込んでしまうけど、ママが抱きしめてコーシャをなぐさめ、励ましているところは見習いたいと思いました。
小さなこどもにとってママのだっこは最高の癒しなのですから。 (ひろりーぬさん 30代・ママ 女の子3歳)
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