恋人が、いつも一緒にいてくれないと不安な人。親友が、他の誰かと楽しそうにしていると心が波立つ人――誰かを好きになると、みんな「甘えんぼうさん」や「さびしがりやさん」になるのかもしれません。本書は、“ペソ”と、ペソを好きでたまらない“わたし”が、お互いの「心地よい距離」を見つけるまでの物語。こころ和むイラストと短い文章で構成された、自分と自分の愛し方を見直させてくれる絵本です。時々けんかもするけれど、“わたし”と“ペソ”はいつも一緒。「まるで分身みたい」だと思っている“ペソ”から、「もっと自分のことをまっすぐ見てごらん 君とぼくは同じヒトじゃないんだよ」と言われて傷ついた“わたし”が気づいたこととは?――ジタバタしながら成長していく“わたし”に、愛しすぎて人づき合いにつまずきやすいアナタも、きっと励まされるはずです。オールカラー・手のひらサイズのかわいい一冊。大切な人への贈り物にオススメです!
大好きな人とどんな風にお付き合いしていくのか、いい距離を保ちながらいるにはどうしたらいいの?そんことを素直に考える事のできる本です。大人向きの本ですが、小児科の待合室にあってこどもが持ってきて読んだのが出会いです。のちに文庫版を買いました。こどもは内容がわかっているかはよく分かりませんが、主人公「ペソ」がかわいくって大好きなんです。こどもも絵を見てなにか感じることがあるかもしれないと思わせてくれる本です。 (FU-U2さん -・絵本紹介サイト )
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