戦中戦後を走り抜いたデゴイチの物語です。
この本の主役、デゴイチ408号は偶然にも私の住んでいる川崎市の公園(生田緑地)におかれています。その公園は子供の頃私のよく遊びに行った公園で、そのデゴイチも知っているのですがこんな本が出ていたなんてしらなかった。小学校の頃、戦争について勉強する時間がありましたが、この本をしっていたらよかったなあ、と思いました。広島の原爆の話や、戦後の買い出しの混乱、話としては知っていてもなんか自分とは別世界の話のような気がしたものです。それらの出来事を、あのデゴイチが体験していたと知っていたら感じ方が違ったと思います。
うちの息子は小さいので、戦争の話を突っ込んでしたりはしなかったのですが、山手線を走る話や、迫力ある絵に大満足でした。
(がぶりタローさん 20代・ママ 男の子3歳、女の子0歳)
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