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1955年東京・国分寺で、長さ23センチのペンシルロケットが水平に発射された。この実験が、日本を宇宙の舞台へと飛躍させる幕開けとなった…。野口聡一氏が宇宙へ運んだペンシルロケットに秘められた物語。
小惑星探査機はやぶさが向かった「イトカワ」は、
日本の宇宙開発者の先駆けである「糸川教授」から付けられました。
その糸川教授が、最初に作ったのが、ペンシルロケットです。
国立科学博物館などに展示されていて、
1955年に秋田の道川海岸で飛ばしたということで、
帰省途中に息子と道川海岸を訪れたこともあります。
この本は、糸川教授がペンシルロケットを開発するに至るノンフィクションなのですが、
これを書かれたのが、JAXAの的川さん。
宇宙の本をたくさん書かれています。
日本の宇宙開発の歴史とともに、
糸川教授の宇宙に対する熱い思い、
そして、的川さんが糸川教授をどれだけ尊敬してるかってことが、
よくわかります。
小4の息子にはまだ早く、
高学年か中学生になったらぜひ読んでもらおうと思っています。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子9歳)
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