道ばたでひろった豆をきっかけに、勝手なおきてを作り、豆でニワトリ、ニワトリでぶた…と、ほしいものを次々手に入れていくちゃっかりこぞう。でも、世の中ってそんなに甘くない。最後に笑うのはだーれだ? 美しい絵と、どんでん返しが楽しい、声に出して読んで欲しい一冊。
ある日、ちゃっかりこぞうが、まめをひろう。「ちょっと この まめ みててくれませんか。」とおばあさんにまめを預けるところからはじまる。おばあさんの家のにわとりがまめを食べてしまったので、まめを返してもらうかわりに、にわとりを自分のものにしてしまう。こんな調子で、にわとりから豚に、最後にはロバを自分のものにしてしまうが、そんなにうまくはいかない。村人たちにとっちめられるちゃっかりこぞう。しょんぼりするけど、また、まめをみつけ、ごきげんになる。
もう少し、反省して欲しいのですが、懲りないこぞうです。
絵がきれいな作品です。 (サンフラワーさん 30代・その他の方 男の子9歳、女の子4歳)
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