内容:クレーン車からトラック、移動販売車まで、新しいスーパーができる過程で活躍するいろいろなはたらく車を描いた絵本です。 解説:PHPのりものえほんの新しい一冊です。今回は、人びとの活動を助ける「はたらく車」をとりあげています。 けんたくんの家のとなりに、新しいスーパーマーケットができることになりました。お店の建築から商品の運びこみまで、たくさんのはたらく車がやってきます。 クレーン車、ダンプトラック、コンクリートミキサー車、ケガをした工事のおじさんのために来た救急車、お店の家族が乗ってきたタクシーと荷物を運んできた引っ越しトラック、商品を運んできたトラックや冷蔵車、ゴミを片づけるゴミ収集車、開店の日に活躍する移動販売車などが、けんたくんの目の前に現れます。そのほか、街を走る郵便車、路線バス、カーキャリアカーなども登場します。 乗り物好きの子どもには見るだけで楽しい絵本ですが、楽しいなかに一つのお店が建てられ、営業を開始するまでには、たくさんの車や人びとがたずさわっていることを自然に教えてくれる一冊になっています。
2歳になったばかりの男の子に読んであげた1冊です。
車に感心があり、おしゃべりもどんどんいろんな言葉を真似て口に出す時期です。
この本は、近所に新しいスーパーマーケットが出来るという事から沢山の働く車に出会うという始まりです。
文章はそれ程長く無く、絵がいろいろな会話を連想させ、実に楽しい絵本です。言葉を覚え始めたうちの子供は、絵の中のごみ収集者のおじさんに「がんばって」と声をかけていました。
自分の知っている言葉を探し出し、その場面にあった言葉を考えているようです。本は読み聞かせるだけではなく、こんな風なものがあってもいいんだなぁと思います。
きっとお気に入りの1冊になると思います。 (ぢゃいこちゃんさん 30代・ママ 男の子2歳)
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