教育テレビでこの鷲田清一さんとモデルの富永愛さんが対談をされていて、鷲田さんの言葉がとても印象に残りました。
著書を探したところ「課外授業ようこそ先輩」に出演された回が本になっていてることを知り読んでみました。
この回は見逃してしまいましたが、鷲田さんの授業の導入から始まって、
子どもたちが日ごろ自分が着ている服を通して、自分のこと、自分が知る自分、人から見られる自分についての洞察を深めていくことがとても印象的でした。
哲学を身近に感じた子もいるし、哲学を難しいと感じた子もいるのが同じ授業をしても受け止め方が随分と違い、それもまたおもしろかったです。
身近なところからでも考えていくと哲学に近づいてくることは大人の私にとってもおもしろい発見でした。
子どもたちにもとてもわかりやすい授業でしたし、このシリーズが本になっていることも初めて知りました。
対象になるのは高学年の子どもたちなので、親子で一緒に読んでみる本としてもいいかもしれません。
鷲田さんの本、これからも読み進めていきたいと思いました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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