アフリカの草原で、動物狩りの人がきりんを1頭つかまえました。飼育場で人にすこしずつ慣れてきた頃、きりんは貨物列車に乗せられて港の町に着きました。貨物船に乗ったきりんが1ヶ月の航海の後に到着したのは・・・きりんが海を越えて旅をしてきたお話です。(かがくのとも40号)
「きりんはどこからくるの」というタイトルに惹かれて図書館で借りてきました。
きりんといえば「なぜ首が長いのか」とか「何を食べるのか」という疑問しか持たないのですが、「どこからくるのか」という少し哲学的(!?)な問いが面白いなと思いました。
この方の作品は構図がすばらしくて、広い海に小さな船、きりんから見た日本の港など、世界の広さを感じさせるような絵本になっています。
最後のページを開いて、ここが日本だよ、と教えてあげました。
たかこさん、という昭和な感じの名前にもほのぼのしました。 (ミキサー車さん 40代・ママ 男の子2歳)
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