この本のことを知ったのは確か『母の友』の中で紹介されていたからだと記憶しています。
小澤俊夫さんの講演会の後で読みたくなり、図書館にリクエストしました。
小澤さんが講演会の中で話されていた思春期のふりこ、成長する時に成長したいのだけれど、その成長が怖くて逡巡する気持ち。
昔話に出てくる三度の繰り返しは、その揺れ動く気持ちなのだそうです。
小澤俊夫さんの講演の中では、大人がもっと勉強してくださいということも言われていました。
昔話からのメッセージと副題がありますが、単に昔話を勉強したい人だけでなく、子育てに迷う人にも参考になる内容だと思います。
大人が子どもの文化を知り、よりよい形で子どもに手渡していきたいと思います。
そのために、子どもだけでなく、大人が読書し続けることはとても大切なことだと思うのです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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