内容紹介 あの“おつきさま”がまた、素敵な出会いを届けてくれる……。 「おやすみなさい」のまえにやさしく、あたたかいひとときが訪れる…… 「ぼくのともだちおつきさま」のあの“月”がやってきたから……。 著者紹介 ■アンドレ・ダーハン(あんどれ・だーはん) ■きたやまようこ(きたやまようこ)
【アンドレ・ダーハン】 1935年、アルジェリア生まれ。フランスの国立パリ工芸学校卒。パリ装飾美術学校で美術を教える傍ら、イラストレーターとして活躍。1987年に、初の絵本『ぼくのともだち おつきさま』を出版。以降、多数の作品を発表。『ぼくの ともだち おつきさま』『いぬの ザッパ さいこうの 日!』『ぼくの ちいさな ともだち』『きみを みつけた』(いずれも講談社刊)など、日本での翻訳出版も多い。現在はパリ在住。
【きたやまようこ】 1949年、東京生まれ。文化学院卒。絵本作家。『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズ(あかね書房刊)で第20回講談社出版文化賞絵本賞、『りっぱな犬になる方法』(理論社刊)で1993年度産経児童出版文化賞推薦、『じんぺいの絵日記』(あかね書房刊)で路傍の石幼少年文学賞など受賞多数。近刊に『ぼくのポチブルてき生活』(偕成社刊)、『ぼくとポチのたんてい手帳』(理論社刊)、『わかもとの知恵』(筒井康隆・著/金の星社刊)などがある。
ことりたちにお月様は、お休み前に絵本を読んであげたり遊んであげていました。毎晩毎晩・・・。ある日お月様ははしゃぎすぎてことりの巣から落ちてしまったのです。お月様はばらばらになってしまいました。ことりたちは一生懸命ばらばらになった破片を組み合わせてなんとかくっつけました。あれ?でも、なんか違う形・・・。ことりたちはいいます。「おつきさまは かたちがかわるんでしょ あんしんして おやすみなさい」といってことりたちはお月様に絵本を読んであげました。子供達はお月様がばらばらになったとき、ちょっとドキッとしたようでしたがことりたちがくっつけてくれて安心した様子です。 (たまっこさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子3歳)
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