からだ・ことば・こころの3つの角度から、子どもの育ちを月齢ごとに3人の専門家が最新の研究成果を入れて丁寧に解説します。ことば・こころの月齢別解説は、世界にも例がなく、毎日の子育てをしっかりサポートします。
幼児期の子育ての重要性が認識される中、従来の育児書では非常に扱いの小さかった、子どもの心の発達、知力の発達、お母さんの心のケアなどにも丁寧に答える、まったく新しいタイプの育児書です。“この一冊で育児に自信がもてる、育児が楽しくなる”など、子育てに悩むお母さん方全員の心強い味方の誕生です。
【田中パパ】 絵本ではないんだけど、本作りの切口が斬新で共感できたので、あえてここで紹介。
育児百科というと、親が不安なった時に読む、いわば「お助け本」という認識だった。「ウチの子は一歳になったのにまだよちよち歩きもできない」とか「指のおしゃぶりが治らない」「トイレトレーニングをいつ、どのようにはじめたらいいのか分からない」などなど。自分のコドモがフツーに成長しているかが日々の最大の話題であり不安要素でもある現代のママには、そうした育児書や育児雑誌は大事な情報源だっていうことはよくわかっているつもりだよ。でも、本を読んで、逆に不安感が高まったり、「この時期は、こうあるべき」という本のアドバイスをコドモに押し付けてしまう場合もあるよね。 この本が面白かったのは、コドモの自然な発育に合わせたアドバイスを医者や学者さんだけでなくて、様々な分野の人たちがしていることで、とても温度感のある優しい言葉で紹介しているところ。お父さんの育児参加についてもかなり積極的な呼びかけをしている。 なにしろ絵本でコミュニケーションを、という欄では、ボクみたいな不良のオッサンを起用しちゃうんだから。ボクの他にも、お散歩、おむつ交換、育児休暇、肩車などお父さん向けのコラム満載だ。 それから、従来のお母さん向けマニュアルという親の立場優先の考え方をひっくり返して、子どもの立場、成長を優先して構成してある部分も画期的。「からだ」(監修 榊原洋一)「こころ」(監修 汐見稔幸)「ことば」(監修 中川信子)という三つの柱で、ゆっくりと優しく解説してくれる。特に汐見稔幸氏の「こころ」についての解説は必読。 できれば、マニュアル本としてよりは、育児についての読み物として、コラム集としてリラックスしながらゆっくりと読んで欲しい一冊だと思う。
絵本ナビでこの育児書の存在を知り、図書館から借りてきました。
思ったよりも分厚くて、内容たっぷりでびっくり!!
しかし、月齢ごとに区切ってそれぞれのテーマで書かれているので、どの部分を読めばいいのかわかりやすくて、読みやすかったです。
自分の娘は現在、1歳2ヶ月なので、1歳〜1歳3ヶ月の項目を読みました。
食事の遊び食べでストレスを感じているママが多いことにホッとしたり、言葉を促すやり方があまりよくなかったことを知ってドキっ!としたり、とても勉強になりました。
これから先はどういう風に成長していくんだろう、と先のページを読むことも参考になりました♪
家に1冊あると、とても心強い本だと思います☆ (SeeMooさん 20代・ママ 女の子1歳)
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