幼稚園に通っているさっちゃんは、いつも一人ぼっち。両親は仕事で忙しくて遊んでくれず、食事も別々。孤独と悲しみをこらえながら毎日を過ごしていたさっちゃんのもとに「僕といっしょに遊ぼう!」とやってきたのは、いつも絵に描いていた“おともだち”だった。さっちゃんは誘われるままに、おうちから出てきてしまって──。話したり抱きしめられたりすることは、小さな子どもにとっては眠ることと同じくらい大切なこと。家族の絆と子どもの心について、改めて考えさせてくれる絵本。
子供を育てる上で、何が必要なのか、とてもせつなく描かれていると思います。全ての親に読んでほしいと思いました。寂しさが伝わってきて、泣けました。子供に対しての大切なものを感じさせてくれる絵本です。 (まあここさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子6歳、女の子3歳)
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