とうちゃんが、ふとんの海で、およぎをおしえてくれた! 父と子の心のふれあいをえがきだす。
うだる暑さの中、図書館で“かいすいよく”と題名についているから手にとって見て
表紙の絵が気に入ったので借りてきました。
中耳炎で、夏休みに学校が開いてくれているプールにいけない“ぼく(カズぼう)”の為に
半ドン(もう死語かしら?)で仕事から帰ってきたお父さんが、やる気満々、なりきり満々で、
ふとんをプールに見立ててくれて、二人で海水パンツに履き替えて、泳ぎの練習をするという
話です。
ちょっと、センチメンタルなところのあるお父さんですが、ここまで子供の為につくすことが
出来るお父さん、すごいです!
パパっ子のウチの息子にはとても身近に感じられたようで、ゲラゲラ笑いながら聞いていました。
本当に、二人のなりきりが見物ですよ! 是非、読んでみてください。
ちょうど、絵本から幼年童話に切り替える頃の子にお奨めです。本は厚みがありますが、
字が大きく、毎ページに挿絵があるんで楽しいです。 (汐見台3丁目さん 40代・ママ 男の子6歳)
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