「原爆の落ちたヒロシマ」は、升川 貴志栄(ますかわ きしえ・明治31年生まれ。広島で被爆して右足を骨折、長男を失う。)本人が制作した原爆紙芝居。原爆投下直後の広島で、被爆して大怪我を負い、見失った息子を探す母の姿を、自身の経験に基づき描いた作品です。 広島平和記念資料館より資料を提供いただき、元の紙芝居を一部抜粋し、本作品を制作しました。
■「平和祈念文庫」とは 終戦から60年以上が過ぎ、戦争の体験談を次世代に伝え、現在の平和を願い続けていこうとする「戦争の語り部」の方々が年々お亡くなりになり少なくなっています。 彼らが後世に残そうとしたメッセージ(声)と絵を電子書籍という形で継承し、日本だけではなく世界に向け配信することで、少しでも平和の輪が広がることを願い、「平和祈念文庫」シリーズを刊行致しました。 ※平和祈念文庫の収益は、各絵本記載の平和維持活動に全額寄付されます。
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