本作品は、長崎で被爆して亡くなった林嘉代子さん(当時15歳)をしのび、林さんの母親が同校に植えた桜を題材にした、平和紙芝居長崎編「さくらの祈り」を基に、静岡県伊豆市の日蓮宗・妙蔵寺の僧侶、佐治 妙心(さじ みょうしん)が制作しました。原爆の悲惨な状況を知ると同時に、親子の絆を再確認できる作品です。
■「平和祈念文庫」とは 終戦から60年以上が過ぎ、戦争の体験談を次世代に伝え、現在の平和を願い続けていこうとする「戦争の語り部」の方々が年々お亡くなりになり少なくなっています。 彼らが後世に残そうとしたメッセージ(声)と絵を電子書籍という形で継承し、日本だけではなく世界に向け配信することで、少しでも平和の輪が広がることを願い、「平和祈念文庫」シリーズを刊行致しました。 ※平和祈念文庫の収益は、各絵本記載の平和維持活動に全額寄付されます。
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