サラッと読むと可愛らしいうさぎたちが一匹ずつ増えていく数の絵本かな?と思うかもしれません。
とにかく、シルビア・ロングの描くうさぎたちがメッサ可愛いです。
この絵本後書きの解説を読むと、この本は奥が深くて、それぞれのページに登場するうさぎたちは、
少し前でいうところのアメリカ大陸の先住民「インディオ(インディアン)」、今でいう『ネイティブ・アメリカン』を大きく分けたいくつかののコロニーの暮らしを描いたもので、
それを読んでから、もう一度ぺーじをめくると、1ページ1ページに描かれている世界がとても美しく貴重なものに感じられました。
言葉は短くその情景のみを伝えてあり、1つ1つの絵も細かく丁寧に描かれているのでとても読みやすいです。
描かれている内容だけ読むなら、数の絵本としてかなり低年齢(4,5歳くらいから)のお子さんたちに読んであげても十分聞けます。
興味のある方はぜひ一度読んでみてください。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子13歳)
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