著名な方から新人気鋭の方まで一冊まるまる一人の作家さんにフォーカスをあてた贅沢なシリーズ本「Pooka+」(プーカプラス)。今回は、「チリとチリリ」シリーズ(アリス館)や『ハーニャの庭で』(偕成社)等の作品で人気の絵本作家どいかやさんの登場です。
本書では、美しい緑に囲まれた木のアトリエの様子、どいかやさんが絵本作家を目指したきっかけや、初期から現在までに至るまでの絵本の創作秘話はもちろんのこと、自然の中で草花や命あるものたちに触れ、毎日を慈しみながら生活されてるどいかやさんの思いやふだんの暮らしぶりがじっくりと紹介されています。
美大生時代の絵本クラブで作成された貴重な手作り絵本やフェルト作品。 どいさんのアトリエにちりばめられた宝物のような可愛い小物たちやお気に入りの絵本。 そして、どいさんと一緒に暮らす8匹の猫たちや赤シソのルビージュースやローリエのリースなど日々の暮らしのレシピまで。
ファンにはたまらない、ここだけでしか知りえないどいかやさんの絵本の魅力がぎゅっとつまった森からの贈り物。おまけには、どいかやさんが描き下ろしたオリジナルのねこちゃんグリーティングカードや小さな絵本『ヤンカのにんぎょうげき』が付いています。
本を開けば、あっという間に爽やかな風に誘われ、森が香る「どいかやさんの絵本の世界」へ足を踏み入れることができますよ。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
かわいい動物を愛情溢れる眼差しで描き、女性を中心に人気の絵本作家どいかや。デビュー前の貴重な作品から、絵本のつくりかた、動物の描き方などを丁寧に紹介する。自然に囲まれたナチュラルなライフスタイルにも迫るロングインタビューも掲載。
どいかやさんの絵本の世界が大好きです。チリとチリリが一番のお気に入りですが、これはどいさんのかかれてきた様々な絵本の世界が垣間見れて、イラストがたくさん載っています。絵本で見るよりも更に大きな絵で、繊細な色鉛筆のイラストに益々魅了されました。
この本の素敵なところは、どいさんのプライベートの暮らしも見せていただけるところです。
素敵なテラスのある森のようなおうちに住まれていて、その空間が、まさにどいかやさんの絵本に登場してきそうな動物たちや生き物たちが世界に感じました。
草花、生き物・・ほんとどのイラストも癒されます。
今のイラストも素敵ですが、美大時代のイラストもさすが!センスが良くて見とれてしまいました。
どいかやさんの絵本が好きな方は絶対に見るべきです! (Pocketさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)
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