真川精太さんという目の不自由な方が 盲人の為に民話や伝説を点字で本を出版されたお話のなかから この絵本を作られたのです
井出さんの切り絵もこのお話にピッタリです
くのいちという 琵琶法師がおったト・・・ その琵琶の音は 小鳥たちでさえ鳴くのをやめ ききほれるほどだったとナ
このおはなしは 語りで聞いてみたいと思いました
その情景が 目に見えるようです。
琵琶法師は、びわの勉強をしようと 都へ出かけるのですが・・・・途中で山には入り、琵琶をならすのです。
そして山の神から、琵琶のお礼にあんころ餅をもらいました。
山神さまだと思って 心からお礼をいいます
オオカミや 狐さえもくのいちの 琵琶に聞き惚れたのでしょう
背中に乗せて送ってくれるのです。
目が見えないので、不自由だと 村人たちにも助けられ 都まで送ってもらうのです
そして 都で勉強してますます 琵琶が上達し びわの名人となるのです
くのいちが あまりにいい人だったから みんなが 優しくしてくれたのですね
人の優しさは 生きていく上で大事なことですし くのいちの琵琶の音色があまりにも 美しくて みんなの心を優しくしたのかも知れません
このお話を 目の見えない人にも語り継ぎたいと点字にされた 真川さん
このお話を 耳で聞く、語りで伝えるのも 良いと思いました (にぎりすしさん 50代・その他の方 )
|