遊んで学べる絵本として大人気!香川元太郎さんの「迷路絵本」シリーズの第8弾! 今度はとうとう「宇宙」へと旅立ちます。
きっかけは、流れ星がおちた山で謎の青い石を見つけたこと。宇宙基地に行って調べてみると、どうやら石の模様は遠い星からのメッセージだというのです。メッセージの入っている10この石を探しながら宇宙を旅してその星を見つけだそう!
「宇宙基地」「春と夏の星座」「秋と冬の星座」「宇宙ステーション」「月の世界」「太陽系」「もえる太陽」「火星探検」「土星のリング」「星の一生」「はるかな銀河」、そして最後に「謎の惑星」へと続く全12場面。今回は人や動物が生活をしている場所とは全く違う未知の世界ばかりです。
各見開きページで楽しめる迷路は2つ。簡単に通り抜けられる迷路とむずかしい迷路です。太陽系をたどったり、太陽の表面の「フレア」や、土星のリングの正体「氷の粒」、星間ガスに迷路が隠されていたり。宇宙の迷路は一筋縄ではいかないようです。隠し絵はひとつではありません。思わぬところに思わぬ絵、たくさんの絵が隠れています。宇宙人や問題になっていない文字も見えてきますよ。さらにクイズは絵をじっくり読み解きながら答えを見つけていきます。 「春と夏の星座」「秋と冬の星座」には、日本などでみられる星座が精緻に描かれているので、子どもたちは遊び感覚で知識を得る喜びを感じることができます。また、若田光一さんや古川聡さん、山崎直子さんなど、実際に活躍されている宇宙飛行士たちが似顔絵で登場しているのも見逃せません。
意外なほど読み応えのあるこの絵本、子どもと一緒に大人も夢中になってしまうはずです。 謎の惑星に無事にたどりついたからといって安心してはいけません。まだまだ謎はたくさん隠されているようですよ。さあ、ふたたび宇宙への旅へ出発です!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ベストセラー「遊んで学べる」迷路シリーズの第8弾!
精緻に描かれた宇宙の世界には、さまざまな迷路やかくし絵が仕掛けられている。そうした迷路やかくし絵に挑戦しながら、「宇宙基地」から「謎の惑星」までを宇宙旅行する。ゴールに到達するためには「魔法の石」を10個みつけなければならない、という設定だ。
具体的には、「宇宙基地」「春と夏の星座」「秋と冬の星座」「宇宙ステーション」「月の世界」「太陽系」「もえる太陽」「火星探検」「土星のリング」「星の一生」「はるかな銀河」「謎の惑星」の12場面がある。
「春と夏の星座」「秋と冬の星座」には、日本などでみられる星座が精緻に描かれているので、遊び感覚で覚えられる。また、若田光一さんや古川聡さん、山崎直子さんなど、時代の寵児である宇宙飛行士たちが似顔絵で登場している点も見逃せない。
迷路と謎解きの旅に、さあスタート!
「春と夏の星座」「秋と冬の星座」には、日本などでみられる星座が精緻に描かれているので、遊び感覚で覚えられる。また、若田光一さんや古川聡さん、山崎直子さんなど、時代の寵児である宇宙飛行士たちが似顔絵で登場している点も見逃せない。
このシリーズは本当によく描きこまれていて、いろいろ凝っていておもしろいなぁと思います。しらずしらずのうちに、勉強にもなっています。
娘もこの本で覚えた宇宙の言葉がいくつかあります。迷路本としてこの本で読んで、宇宙へ興味をもつきっかけになると素敵だなと思います。 (じっこさん 30代・ママ 女の子5歳、男の子1歳)
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