話題
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

  • 笑える
  • 盛り上がる
  • ためしよみ
話題
ちょうおもしろい

ちょうおもしろい(フレーベル館)

超おもしろい、腸の世界を探検しよう!

  • 笑える
  • 学べる
雨あがりのメデジン

雨あがりのメデジン

  • 児童書
作: アルフレッド・ゴメス=セルダ
挿画: 鴨下 潤
訳: 宇野 和美
出版社: 鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,540

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

クリスマス配送につきまして

絵本ナビ在庫 残り5

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2011年12月
ISBN: 9784790232506

出版社のおすすめ年齢:中学生〜

この作品が含まれるテーマ

この作品が含まれるシリーズ

みどころ

世界中にいる自分と同年代の人は、どんな生活をしていて、どんなことを考えているんだろう? 時々ふと、そんなことを考えます。まだ行ったことのない国、見たことのない景色、考え方や生活の習慣もずいぶん違うんだろうな。でも意外と、大切なものは同じかもしれません。

南アメリカにあるコロンビアのメデジン市。山の中腹に広がる「バリオ」と呼ばれる貧しい家が建ち並ぶ地区に、10歳のカミーロは住んでいます。
家は泥の壁なので、雨が降ると崩れ、塗り直さなくてはなりませんし、水道も電気も止まることがしょっちゅうです。昼間から酒びたりのお父さんは、お酒を買ってこないと暴れて家族に暴力をふるいます。でもカミーロは谷に広がる町並みや、緑の山々が大好きですし、大親友のアンドレスと一緒にいれば、なんだって乗り切れるのです。
数カ月前、カミーロたちの住む山の斜面にピカピカの図書館ができました。ある事情から近づくことを恐れていたカミーロでしたが、ある日初めて、図書館に足を踏み入れます……。

政府と反政府のゲリラ組織との武力による対立、麻薬の問題など、コロンビアという国が抱える苦しさは、直接描かれてはいないものの、ふたりの少年を取り巻く過酷な環境からかいま見えます。学校に行かせてもらえなかったり、カミーロの大好きなおじさんは麻薬の取引にかかわって、銃で撃たれて死にました。どんなに苦しくても、盗みはよくないと言い張る、心優しいアンドレスもまた、辛い現実を抱えています。

でも、未知の扉である「本」と、ふたりを気にかけてくれる司書のお姉さんとの出会いで、ふたりの世界はこれから変わっていく予感に満ちています。どんなに大変であっても、自分で切り開ける道もあり、必ず見ていてくれる人がいる、と信じさせてくれるのです。

どんなにつらいことがあっても、自分の暮らす地を愛するカミーロが大人になったら、みんなが暮らしやすい国を作ろうと奮闘するかもしれません。外の世界に好奇心をもち、目を向けつづけているアンドレスのような子と、いまこの本を読んでいるあなたは、いつか一緒に仕事をすることになるかもしれませんね。これから先、人々の心の中の国境はなくなり、世界はつながっていく――そんな希望を感じます。これからの世界を創っていく、すべての子どもたちに、自由な想像力をはばたかせながら読んでもらいたい物語です。

(光森優子  編集者・ライター)

出版社からの紹介

数か月前、カミーロたちの住む山の斜面に図書館ができました。どこにいっても図書館の話題でもちきりです。空からズドンと落ちてきたまっ黒い岩のような建物は、山の斜面で奇跡的にとまって、空にむかって口をあけている岩のようです。でも、カミーロは図書館のそばにくるといつもくるりと背をむけます。そのわけは……。

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ




絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

雨あがりのメデジン

みんなの声(0人)

絵本の評価(3

  • 5つ星のうち星5つ 0
  • 5つ星のうち星4つ 0
  • 5つ星のうち星3つ 0
  • 5つ星のうち星2つ 0
  • 5つ星のうち星1つ 0
プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット