乙一最新作! 子供達に贈る小さな勇気の物語 小心者でひとりぼっちのネズミ、イグナート。生まれてはじめてできた友達は、亡国の王女ナタリア。囚われた王女の危機に、いつも涙目の弱虫ネズミが小さな冒険の旅をはじめる!
ゾロリ寄り構成の児童書で読みやすそうだったので借りました(内容はコメディではないですよ)
最初からなんだかものかなしくて。
ねずみのイグナートが僕なんか必要ない、といわんばかりの寂しさです(半分いってたかなあ)。
でも、これは児童書。
なにか希望がありそうな雰囲気があって。
今の8才の長男と姿がかぶり、希望をみて読んでみました。
長男は学校不安により不登校ぎみです。
自分に自信がありません。基本は俗に言うよわむしかもしれません。
そんな長男と姿をかぶらせながら、読んでしまいました。
希望もあって面白かった。
でも大人からしたら物足りないのとわかりずらいかなあ。イグナートの涙目ねずみ設定なのがいるかな?と。泣いてるんじゃなくて模様なのか?絵がわかりずらいのかな。。。
長男は読みはじめたら止まらなかったみたいで、一気に読み、面白かった、といっていました。
でも基本半分はもの悲しい雰囲気です。
だけど面白かったってことは、なにか感じたものがあったのかもしれません。
生きることに希望をもてたらいいなと思います。 (ほんもふさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子6歳、男の子4歳)
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