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たった5行のマザーグースのうたが、1冊の絵本になりました。やんちゃな目をした小さな生きものや大きなあたまのリーダーが、うたったりおどったり…。ながなが道をゆくあいだ、いろんな出来事にであいます。ページをめくるたびに、絵をよむたのしさを教えてくれるドゥレセール。彼はこの作品で1989年ボローニア国際児童図書展・グラフィック大賞を受賞しました。
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「マザーグース」の歌を絵本にしたもので、邦訳は谷川俊太郎さんです。
後書きの「ひとこと」の話が面白かったです。プロのイラストレーターや作家ならではのお話が聞けて!
エチエンヌ・ドゥレセールという人の絵本は初めて見ました。
『瞳(め)』にとても個性的なこだわりのある画家さんだと思います。
私は、この絵本の世界の案内役っぽい妖怪のような生き物よりも、
その他大勢、描かれている不思議な生き物や動物風景などに魅せられました。
文章は詩の繰り返しなので、小さなお子さんよりも詩が好きとか、絵に興味があるお子さんたちにお薦めしたいです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)
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