ごりらのとうさんは 「どっしどっし」 あるき、ごりらのこどもは 「よっちよっち」あるきます。ごりらのとうさんは胸を「ぼんご ぼんご」たたき、ごりらのこどもは「ぺとぺと」たたきます。真っ赤ないちごをおなかいっぱい食べたら、眠くなってごろりんこ。「ぐうぐうー すーやすや くぅーくぅーくぅー」。リズミカルな文章、魅力たっぷりのごりらの絵。ごりら親子の交流を温かに描いた絵本です。
中々動物の絵本でお父さんとの親子関係を書いている絵本は少なく、とてもめずらしい。実際にゴリラのお父さんは家族思いらしく、動物園でも子どもと遊んであげている風景を目にできる。
ゴリラの色が黒と濃紺で書かれているので、親子でくっついていると目が悪い赤ちゃんには見分けがつかないかもしれません。(境界線がシッカリしてないから)その点から考えると話の内容もシッカリしているので1歳半以降のが楽しめると思います。
お父さんと一緒に食事したり、真似をしたりと結局人間も同じことしている。でも、最後のお父さんのお腹のうえで一緒に昼寝するなんて、中々無いかもしれない。うちの場合は無かった。お母さんのうえでは寝るけど。こうあって欲しかった願いもあり、ほのぼのします。 (鉄人の母さん 40代・ママ 男の子4歳)
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