きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ。1996年、カムチャツカで熊に襲われて世を去った著者が残した、最後のメッセージ。過酷な自然に生きる人間や動植物、そして極北の大地に注がれたまなざし。人生の豊かさとは、人間の幸とは、いま改めて我々に問いかける静かな声がここにある。
写真家星野道夫さんの写真本は、どれも、その写真たちから星野さんの自然への愛が伝わってきます。
素晴らしい写真たちばかり。
ですが、星野さんの本は、その文章からもまた愛が感じられるのもまた事実。
文章も上手なので心に訴えかけられるものがあるのだと、改めて感じる1冊でもありました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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