ある日、鳥の夫婦が巣に帰ってみると、おおきな卵がはいっていた。夫婦はこの卵を大切に育てることにした。ところが・・・。子への愛情と、意外な結末が待ちうけるフランスの絵本。
ワニのロジェは、鳥の巣の中に大きな卵が入っていたものだから、鳥のおとうさんとおかあさんに大切に育てられました。やっぱり鳥とは違うので、他から怖がられますが、「何があっても、おまえはうちのかわいい息子だよ」と言って優しく慰めてくれる両親でした。ワニたちに食べられそうになったときには、ロジェが鳥たちを守ってアイデアを出してとりたちとワニは、仲良しになってとても微笑ましい光景をみることができます。ことりはワニと友達になり、もう二度と食べられることはなかったそうです。ワニのロジェの育ての親への恩返しが、とてもよかったです。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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