みーちゃんは、おばあちゃんの思い出づくりを上手に手伝えるかな?
「お母さんの絵本大賞」(2011年石川テレビ・北陸中日新聞主催)入賞作、待望の絵本化。 もの忘れのあるおばあちゃんと孫のみーちゃんの心暖まる交流を描く創作絵本。おばあちゃんはさっきごはんを食べたことも忘れてしまいますが、デイサービスではかわいいぬいぐるみを作ることができます。ふしぎに思うみーちゃんは、夏休みにおばあちゃんのデイサービスに連れていってもらうことにしました。おばあちゃんはデイサービスで、その日の出来事を忘れないうちにノートに書いていました。たくさんの素敵な思い出が綴られたおばあちゃんのノートを見たみーちゃんは、家であることを思いつきます……。介護現場で働く作者は、この絵本を通して読者がもの忘れのあるお年寄りとのコミュニケーションのヒントを得ることや、実際のお年寄りとの交流を通して「楽しい思い出作り」や「人を思いやる優しい気持ち」が広がっていくことを願っています。
おばあちゃんは忘れんぼだ。ご飯が終わってテレビを見ていると…。みーちゃんは、忘れんぼのおばあちゃんの、思い出づくりを上手に手伝えるかな。「お母さんの絵本大賞」入賞作品。
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