もうふに住んでいるふとっちょダニィは自分の誕生日に仲間を招待。お互いに会うのはみんな初めてなので、びっくりの連続 作者のベアトリーチェ・アレマーニャは、8歳のとき初めて絵本を制作し、以来20冊の児童書を出版。鉛筆や絵の具をはじめ、布や毛糸を用いたコラージュや刺繍など、さまざまな手法を取り入れた独特のイラストと想像力豊かな物語が見事に融合している 子どもが一人で楽しむことができ、読み聞かせにも最適な1冊
このお話のテーマは、『見かけにこだわってはいけない』。
自分とは正反対の やせっぽちダニィに軽い反感を覚える ふとっちょダニィ。
その場に居合わせた様々なダニィの見かけについての疑問が一周し、自分のところに戻ってきたとき、見かけにこだわることの恥ずかしさに、ふとっちょダニィが気づくというお話です。
相手を傷つけるような感じではなく、素直に疑問をぶつけあい、ハッと気づかせる感じが、すごく自然で良かったです。
絵も、毛糸で作られていて、おしゃれで可愛いです。
でも……。
なんでダニなの!?って思いました。
毛布の中のダニ…、考えるだけで、なんだかむず痒くなってきます。
他のキャラの方が、抵抗なく楽しむことができるのに!って思いました。
それもひとつの偏見だというメッセージとして、敢えてダニなのでしょうか…。
このキャラ、かなり深い…のかも? (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子7歳)
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