
1987.5.21〜1990.6.28の隔週に「朝日新聞」の家庭欄に掲載されたものを「ことばと暮らす」という事をテーマに作者が心に残る「ことば」とエピソードを1冊の本にまとめたものです
一つの言葉に対して約800文字でまとめあげられているので、読みやすくスイスイと進みます
「ことば」にまつわるエピソードは心温まるものであったり、反省を促されるものであったり、また戦争の悲惨さを感じ平和をどれほど尊いものと感じれれる本でした
作者自身の人柄もあるでしょうが、講演会の旅先でのほんの短時間のやり取りさえも明確に覚えているあたりは「さすが」と思います
日本語ならではの「ことば」が昔から情がこもっていることなど新しい発見もあります (風の秋桜さん 40代・その他の方 )
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