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ブータンがママとピクニックしていると・・・ 「とりかえちゃ〜ん!」 わー、これは大変な友だちが出現したぞ。その名も「とりかえちゃん」。 真っ黒な風貌もなんだかアヤシイ。 「とりかえるのが大好きなんだ。よろしくちゃん!」って言われてもね。 とりかえちゃんは、早速ブータンの隣でお昼寝している世界で一番優しいママとのとりかえをねだり始めるのです。 とりかえちゃんのバックの中から取り出したのは“スーパーママ”。 いくらスーパーだからって、本物のママととりかえる訳ないよね、ブータン。 いくらおもちゃ屋さんだからって、いくら羽があるからって・・・あれれー!ブータンたら。
あー面白いお話。なんて可愛らしいお話。 ブータンみたいに大切なものが何かってわかっていても、目の前の魅力に負けちゃうのが子ども。 間違っていることに後から気がついて泣いちゃうのが子ども。散々楽しんだのにね。 気持ちがよーくわかる。なぜならブータンは私。(ママじゃないの?) そして、そんなブータンと私を大きな愛で包んでくれるのはやっぱり。
「とりかえちゃん」って冷静に考えるとちょっと怖い。 でも、本さんの明るくて呑気で大らかな絵もぴったりとはまっていて、 とってもユーモラスで愛にあふれた絵本になっていますよ。ブータンママ最強。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ぶーたんがママとピクニックしていると、「とりかえちゃん」があらわれて、 ママと、ママにそっくりな“スーパーママ”と、とりかえようといいます。 “スーパーママ”は、楽しいおもちゃをたくさん出してくれるし、空も飛べます。さぁ、どうする?!
言葉巧みなワナにはまり、家族や家など全てを奪われた主人公が
感情を爆発させた時、ある奇跡が起こります。
クライマックスで突然広がる大パノラマシーンは圧巻。
うちのまめちゃんも大喜びです。
楽しく読みつつ、
ママと家庭のありがたさ、
そして軽はずみな契約の恐ろしさを子供心に植え付け、
教育効果が期待できます。
久しぶりに絵本らしい絵本に出会えた気がします。 (まめちゃんのママさん 30代・ママ 男の子2歳、)
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