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
これだけは信じてほしい。我々はここに理想の都市を築こうとしたのだ。 戦争とも貧困とも無縁の楽園を……どこで、違えてしまったのか…… 今明かされる、NO.6の破壊と創造の物語
矯正施設の地下深くへ辿りついた紫苑は、ネズミの過去を知る長老から、NO.6が犯した侵略と虐殺の歴史を聞かされる。聖都市を待ち受けるのは、破滅か、それとも救いか――最後の闘いをかけて、運命の扉が開かれる。
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とうとう矯正施設に入り込んだネズミと紫苑。まっすぐさと優しさで紫苑は周囲を変え、イヌカシや力河も紫苑を助けるために手を尽くし始めます。更にネズミの名づけ親、老までがその紫苑の魅力にとらわれている様子。月薬が始末されないよう願いながら読んでいます。徐々に言論統制されていくNo.6の都市の人々。更に黒ハチの病も発病し、どうすすむのか気になって仕方ないです。2013年が舞台なのですが、もうすぐその年になりますね。昔の本ですがとても面白く、ためになります。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子4歳)
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