はりきりクマくんのインパクトある表紙。 さてさて、どんなことをして遊ぶのかといいますと・・・実は、ことば遊び!(イラストとのギャップが、笑!)
この本で取り上げているのは、人の動作をあらわすことば。 親しみやすい絵を通した豊富なことばとの出会いは、子どもたちの語彙の世界を大きく広げてくれそうです。 例えば「泣く」。「なきそう」「なきだす」「なきわめく」「なきくずれる」・・・人の表情や動きのイラストとともに「泣く」にまつわるさまざまな言葉が紹介されています。 運動会のつな引きに勝った時のリアクションなら「よろこぶ」「おどる」「さけぶ」「とびはねる」「はしゃぐ」「だきつく」、同じシーンでもこんなにいろんな喜び方があるなんて、大人もちょっと発見があったり(笑)。
子どもが言葉を吸収するのは毎日の生活の中。 公園、商店街、動物園・・・身のまわりにあふれることば探しの旅に親子で出かけてみませんか!
(竹原雅子 まなびナビ編集部)
遊びがいっぱい、ことばもいっぱい。いろいろな遊びの場面が登場、動作を表すことばが自然に覚えられる。2歳児から小学校低学年までのことば探しの絵本。
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