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凄絶な当事者の語りは、人間を救う。 さまざまな暴力や虐待から、あらゆる手段をもって生き延びてきた薬物依存症の女性たちのおどろくべき子供時代と、回復への確かな道のりを描いた本書は、人間の尊厳そのものを、世代問わず、現代社会に生きるすべての人に、深く深く問いかける。 さまざまなメディアから絶賛を浴びた処女作『その後の不自由 「嵐」のあとを生きる人たち』に次ぐ待望の1冊。 マンガ、イラスト多数収録。
私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは薬物、アルコール依存の女性たちについて書かれていますが、何よりも様々な問題を投げかけていると思います。私は薬物、アルコール依存の女性たちの体験を読んでいると、ひじょうに愛しい気持ちになります。彼女たちのすべてを受け入れたいです。私は彼女たちを認めます。私は誰でも神の子、仏の子だと信じているからです。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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