しずかなしずかな“いのちのうた”がきこえる鳥の巣を通して,生きることへのひたむきさ,尊さが伝わってくる美しい詩画集。
画家・絵本作家・そして鳥の巣研究家の鈴木まもるさんの詩画集です。
『鳥の巣』(「たくさんのふしぎ」第229号)などでは、鳥の巣そのものを解説する形で紹介していますが、この本は、見開き2ページを使って、自然の中に存在する世界中の鳥の巣の絵と短い詩が描かれています。どれもこれも精巧なのに温かみのある絵であり、自然と共存しながら生きている命の尊さを謳いあげています。
鳥の巣は、命を育むものなので、子どもを育てているおかあさんたちには、共感するところも多いと思います。ぜひ一度手にとってみる価値はあると思います。
子どもには少し難しいと思いますが、絵だけ見て、いろいろな場所にいろいろな形の鳥の巣があるんだね、なんて言い合うのもいいかもしれません。
余談ですが、この本は鈴木まもるさんの「鳥の巣展示会」で購入し、サインをいただきました。書いていただいた私の名前にもあっちこっちにいっぱい鳥が飛んでいて楽しいです。 (金のりんごさん 40代・ママ 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳)
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