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「こぶとりじいさん」「うりこひめ」「カチカチ山」「つるにょうぼう」「さるのむこどん」の5編を収める。
「吉四六さん」「彦一さん」「一休さん」と、
寺村輝夫さんのシリーズを読んできた息子。
今回は「むかしばなし」を図書館から借りてきました。
「こぶとりじいさん」や「つるにょうぼう」など、
息子が知っている話もありましたが、
若干細部が違うのか、それとも私と息子の記憶違いなのか、
「あれ?こんなだったっけな?」というところも多々あり、
新鮮な感じで楽しめました。
「うりこひめ」は私が子供のころに好きだった話ですが、
かなり久しぶりに読んでみて、
ショック!
うりこひめって木から落ちて死ぬんだったっけ?
そして最後の「さるのむこどん」。
この話しは私も息子も始めて読みましたが、
ハッピーエンドで終わってるような、終わってないような・・・。
娘に尽くしたサルが気の毒でならない・・・。
しんみりしながらあとがきを読むと、
作者の寺村さんのとっても分かりやすい解説が。
消化不良だったのがこの解説で救われた気がしました。
知ってる話も、知らない話も、
とっても分かりやすくて長さもちょうどよく、
あっという間に読み終えました。
小学校低学年の読み聞かせにおススメです。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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