|
六年生の不二夫君はおじさんの建てた広い屋敷にたったひとりで留守番をしていると、風と共に紙が落ちてきた。暗号をめぐる冒険。
「少年探偵」は、
母親である私は小4で全巻読みましたが、
現在小6の息子も読んでいます。
少年探偵は、
基本的には名探偵明智小五郎と怪人20面相の戦いですが、
この4巻の大金塊は、
怪人20面相が出てこない数少ない本です。
資産家の家に残された金塊をめぐるお話。
明智小五郎は、
ギミックを見破り、暗号を推理し、金塊の隠し場所を離れ孤島と推測。
しかし同時に強盗団も金塊を狙っています。
孤島の洞窟で、
明智&資産家、小林少年&資産家の息子がはぐれてしまいますが、
小林少年&資産家の息子が偶然にも金塊を発見。
しかし同時に強盗団もやってきます。
ああ、二人はとうとう悪者につかまってしまうのでしょうか。
それにしても神様は、
正しいものを見捨てて、
悪人の見方についておしまいになすったのでしょうか。
そんなことがあっていいものでしょうか。
それでは小林君や不二夫少年が、
あんまりかわいそうではありませんか。
という相変わらずの活弁士調。
はらはらドキドキさせてくれ、
最後は明智&小林少年の大活躍が新聞をにぎわせ、
世間は称賛を贈るというお決まりの締めです。
楽しいです。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子11歳)
|