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きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(18) 奇面城の秘密

文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(18) 奇面城の秘密

  • 児童書
作: 江戸川 乱歩
絵: 藤田 新策
出版社: ポプラ社

税込価格: ¥660

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のびのび読みポプラ社

作品情報

発行日: 2005年02月
ISBN: 9784591084298

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
17.5cm x 13.5cm
174ページ

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

ある日、明智探偵の事務所に、「怪人四十面相に脅迫されている」という紳士がたずねてきた。再び二十面相は牢破りをしたのだ。

ベストレビュー

ポケット小僧、大活躍!

1958年に雑誌「少年クラブ」に連載された作品。
いきなり明智探偵事務所に、事件の依頼が来る。それからは泥棒と警察官たちの知恵比べ、捕物劇、知恵比べなど、スピーディーにずんずん物語が展開していく。騙したと思ったら騙されたり、意外な人物が大活躍したりとスリル満点の展開だ。

今回は全面的にポケット小僧が活躍する。「ポケットに入るくらい、ちいちゃい少年」でチンピラ別動隊の団員。厳しい生活をしていたので、我慢がきくという設定だが、今回はずいぶんスゴイ目にあっている。カバンの中に数時間がんばったり、猛獣に遭遇してみたり…あちこち逃げ回ったり、盗賊団の食事を盗んだりするあたりは、面目躍如といった感。イタズラの延長のようにも見えて、爽快感を感じてしまう。

物語をしっかり読んで楽しめるお子さんには、いいかと思う。(ミステリものになるが、残酷な場面は殆どない)
大人もしっかり楽しめると思う。ミステリ初心者向け。

昭和30年代という時代背景を理解して読むと、より楽しめる。最近の映画だと「三丁目の夕日」が昭和30年代という設定らしいが、「少年探偵」シリーズは、もう少し暗い印象。1950年代に作られた映画を見てみたりすると、物語の様子が具体的に想像できるので、物語をよりリアルに楽しめる。
(渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )

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