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ガロはこわいオオカミです。だから、ガロのいる森にはだれもやってきません。ある日のこと、いっぴきのこぶたちゃんが楽しそうにやってきて…。子豚を食べてしまおう、と近づくオオカミのガロ。ところが純粋な子豚の心に触れ、いつしか友だちになる。心暖まるノッポさんの創作絵本。NHKの「お兄さん」であり、絵本作家でもあるノッポさんの絵本シリーズ。
おおかみのガロがこぶたくんを食べちゃおうと捕まえます。
でも、こぶたくんの宝物(あさがおの種)を見て、じゃあ、それを植えるまで待ってあげよう。
植えたら植えたで、芽が出るまで待ってあげよう・・・。
とうとう最後には・・・?
最初、こぶたくんのために、「じゃあ、食べるのは待ってあげよう」という感じだったオオカミのガロが、
だんだん、こぶたくんのあさがおに興味を持ち始めて・・・。
その、気持ちの変化に、すごく親近感がもてます。
おおかみっていうのは、怖くて、ぶたさんを食べちゃうというイメージ、そのままのガロが、どんどんかわっていくんです。
自分にも、そういう経験があるので、とても楽しかったです。 (れんげKさん 30代・ママ 男の子5歳、男の子5歳)
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