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小学生最後の年を迎えた翔は、親友の正信とともに毎日楽しく過ごしながらも、浮いた存在になっている同級生の問題や、行動しない自分にもやもやした気分を抱えていた。しかし、行き場をなくした友人を助けたり、地元の祭りやスポーツイベントを盛り上げたりと、常に全力投球の親たちの背中を見て、駅伝への挑戦を決意する……。四万十川の流れる町で元気に生きる大人たちと、それぞれの思いをぶつけるように走る子どもたちの物語。
★全国学校図書館協議会選定図書
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小学校の読み聞かせ会に持参して、ブックトークしました。
6年生女子が二人、聞いてくれました。
私自身、マラソンが趣味。そしてマラソン大会に出たり、応援しに行ったりしていつも思うことは「マラソン大会ってお祭りみたい」なので、目次のところの「四万十川ウルトラマラソン」「おれたちの祭り」を見たときに、作者の横山さんは私と同じ思いに違いない!と嬉しくなって、手に取りました。
小学6年生のいろんな思いが見事に描かれていて、6年生の娘から聞くクラスの様子や心の動き、そのまなので、まるで娘の話を聞いているかのよう。(主人公は男の子ですが・苦笑)きっと共感してもらえるだろうなと思ったことと、うちの小学校の6年生は、学校対抗の駅伝大会に出場するので、これを読んでテンションをあげて参加してほしいなぁ!と思い、ブックトークを作って紹介してみました。
・・・反省は、ちょっと長かったなぁということ。なんせ7分半。言いたいこと多すぎですね(苦笑)来てくれた女子二人、最後まで聞いてくれましたが、一人はちょっと退屈してたな(苦笑)
でも6年生にぴったりの本なので、すぐ手にとってもらえるよう、図書室に入れてもらうよう、司書の先生にお願いしておきました。
たくさんの6年生に読んでもらえたらいいなぁ・・・。 (将軍亭琴音さん 40代・ママ 女の子14歳、女の子11歳、女の子9歳)
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