少年ポポは南の島で幸せに暮らしています。ところが親友ラモンが、悪い精霊オゴにとりつかれ、不思議な赤い網を使って島の周りの魚を乱獲しはじめます。ラモンを救いたいと願うポポの前に、ある日良い精霊のインカントが現れ、オゴを退治する方法を教えてくれます。フィリピンの島に伝わる精霊の存在に着想を得た創作物語。
ちいさな みなみの島に住む ポポは さかなや ウニや 貝をとってそれを家族と一緒に食べて生きています
おじいさんは 「うみのめぐみに かんしゃして いただくとしよう」とみんなに教えています
先人の知恵を 伝える
こうして 自然の中で生きていたのですが・・・
ある時 よその島からやってきた人たちが あかいアミをつかうとたくさんサカナが捕れるそうだと話していて それを友達の ラモンが聞いていて 実行するのです
なんと それから ラモンはひとが変わります
この島には 悪い精霊がいてそれにとりつかれたんです
先人のおじいさんの知恵で 「インカント」というよい精霊により
ラモンは元に戻るというおはなしですが・・・
この島に伝えられている 大切な掟です
自然の掟 海の掟を破っている人間が 海を汚し サカナをたくさん捕獲して 海の生態系を壊していくのも 事実です
どちらの生き方がいいか 私たち人間が きちんと選ぶことだと思います
このお話は 私たちに 教えてくれています (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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