公園に捨てられていた子犬は、ある日、破れたオレンジ色の手袋を見つけ、交番へ届けに行きます。子犬とおまわりさんの心の会話が胸を打ちます。
4歳3ヶ月の息子に読んでやりました。こいぬが捨てられたところからお話が始まります。昼間は子供たちが珍しそうに寄ってきて遊んでくれますが、夕方になると家へ帰ってしまい、一人ぼっち。そんな寂しさを紛らわしてくれたのが、破けて捨てられた手袋。忘れ物だと想って交番に届けたところ、残っていたゆびの部分を切り取ってしっぽにとつけてくれる。これからこいぬには捨てられたという現実が待っているのですが、その中にも手袋で温められたという思いで生き残ってほしいと思いましたね。なんだか子供にはちょっとつらい現実を見せてしまった気がします。もう少し大きくなってからでもよかったかな。そこまで息子はまだ感じられないかもしれませんが。 (minatsuさん 40代・ママ 男の子4歳、女の子0歳)
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