|

太平洋を漂流したすえ、無人島にたどりついたわれらがズッコケ三人組。この島には、なんとおそろしい人くいライオンがいるという。

ハチベエの勝手な思い付きから起きた漂流。
でも島に流れ着いた後は、三人とも自分達なりに持てる知恵を出し合って、何とか生き抜こうとするところが、現代っ子とは違うたくましさを感じました。
そこにまさかのライオン・・・!
何とも奇想天外な展開ですが、そこに三十年以上一人きりで島に暮らす老人も登場し、恐ろしさと切ない哀愁が入り混じる流れに・・・
子供なりにも老人の人生を考えさせられる、そして大人としても老人の生き方を考えさせられる、深いラストでした。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子10歳)
|